自己紹介2 仕事探し編
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今回は前回「自己紹介1 監査法人編」の続き。
人材紹介会社を利用しての会社探しについて。
※このブログは徒然なるままに右脳全開で感性のままに書いています。校正もほとんどありませんし、段構成など左脳で理論的に構成考えていませんので読みにくいかもしれませんがご理解お願いします。
人材会社経由でIPO準備会社を探す
「事業会社内で内部統制を構築、運用して不正のない会社作りをしたい」
IPO準備会社はこの条件にピッタリだと思った。
だから人材紹介会社に条件を提示。
・IPO準備中の会社
・管理体制をこれから構築する会社
・IPO要員として働く。将来は独立を考えているので長くても勤務期間は3年位
会社に残って貢献したいと考える人を採用するのが当然だから、最後の条件は応募会社には伝えない方がいいと、人材紹介会社から言われる。
しかし、将来的には独立を視野に入れているので、と伝え最後の条件も飲むところを探してもらうように、どの人材紹介会社にも伝えました。
この点、私、
「バカ正直」
なので。
精神的に健康であるには正直が一番と考えています。
嘘つきは短期的には得をするかもしれないけれども、どこかで病んでいく。そういった考え。
この点は「嘘も方便」「建前と本音」の日本人らしくない考え方かも。
数10社の人材紹介会社に登録し沢山の会社の紹介を受ける
条件に合致する会社はなかなか見つからないので、転職総合サイトでスカウト受けた人材紹介会社に片っ端から登録。
どんどん会社を紹介してもらいました。
会社を分析
膨大な数の会社から条件に合致するかどうか、分析
・ホームページ情報
・人材紹介会社からの情報
・登記簿謄本
・帝国データバンク/東京商工リサーチなどの決算情報
・官報公告(主に決算公告)
・投資情報(VC存在の有無)
これらの情報を調べて
「なんちゃって上場準備会社」
を見抜きます。
なんちゃって上場準備会社とは、人材欲しさや信用力を少しでも高めるため、
「うちは上場を目指しているから、成長性もあるし、管理体制もしっかりしているよ」
をアピールしたいため、上場準備を装っている会社をいいます。
他にもなんちゃってとは言わないが、
「夢見る少女のような会社」
も見抜かないといけません。
これは実現可能な計画を立てていない会社のこと。
私の場合、その会社の事業はあまり分からないので、
「社内の管理体制の構築程度」
について上記資料からチェックしました。上記資料でおおよそのIPO準備ための管理体制の構築度合が分かります(今後のブログでIPO準備ネタとして書く予定)。
あとは売上と利益の状況を確認。
こういった確認によって、夢でなく現実路線でIPOを考えているのかどうかを見抜きます。
ただし、今回探しているのはこれから社内管理体制を構築していく会社であるので、この点はそこまで厳しくはチェックしていません。
相当の数の会社を分析。結果として会社分析力やIPO準備の知識のレベルアップに繋がりました。
仕事探しの結果
以上の就職活動の結果、監査法人を退職後、半年以上経過してやっと就職することに。
本当は、もっと早く決まったのです。内定はもらったのです。2社。
しかもIPO間近の会社。
しかし、ほとんど管理体制は構築済みであることから、実務経験を積めないことを理由に辞退しました。
※うち1社は入社したのですが、あることが判明し、「やばい会社」と判断して3日目に見学扱いにしてもらい入社はキャンセルしたのです。この件も折を見て後日書きます。
余談ですが、この2社、どちらもその後、1、2年で上場を果たしています。
この点は右脳全開なのかもしれません。信念は曲げず自分に正直なので。
入社したのはITサービス企業
役職は
「経営企画公開準備室長」
IPOまでには管理体制上、色々と課題がある会社。やりがいのある会社と思い入社を決めました。
IT企業という点にも惹かれました。ITには監査法人のときから興味持って勉強しており、この仕事探し中に「基本情報技術者(IPA)」を取得していたのです。
※もう1つ、貯金が底を尽きそうだったという理由もありました。この当時、公認会計士登録していると失業保険を貰えかったという時代背景があります。独立は厳しい。
まとめ
というわけで事業会社でIPO準備業務として社内管理体制の構築に携わることになりました。
やりがいを感じつつも不安も入り混じった感じ。
次回に続く。
公認会計士 須藤恵亮