WEBページHTML仕様変更のお知らせ(AMP終了)
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「PDCA会計.com(https://www.pdca-accounting.com/)」のWEBページHTMLの仕様をAMP(スタンドアロン型)から一般の仕様(HTML Living Standard)に変更しましたのでご連絡します。
仕様変更の理由
・他の方法によるWEB高速化技術の普及
・SEO上のメリットが相対的に低くなったこと
・AMP使用による技術的な制約
Webページ高速化とSEO対策の一環として、2019年2月から順次、PDCA会計.comの各コンテンツをHTML5からスタンドアロン型のAMP(Accelerated Mobile Pages)へ仕様変更しました(2019年4月対応完了)。
その結果、上記目的を達成したこと、及びAMPに必須となる構造化データ追加によりもたらされるリッチスニペットの効果から、アクセス数の増加に成功しました。
しかし、インターネットやWEB技術は数年で飛躍的な向上を遂げています。5Gの登場やWEB高速化を促進する技術(Lazy lodingなど)が使用可能となり、JavaScript・jQueryの様々な関連技術もインターネットでより収集しやすくなりました。AMPに依存する必要なくWEB高速化を容易に実現できるようになったということです。
AMPのSEO上のメリットも、キャッチアップしてきたGoogle社に関するSEO情報から、将来的な伸びは期待できないと判断しました。
AMPをはじめとするWEB制作と運用によって、私のWEB関連技術も向上し、WEBマーケティングに活かす施策を実践していますが、JavaScriptを使用できないなどのAMP仕様上の制約がネックになっています。
特にスタンドアロン型のAMPを採用していることによってPC広告配信の選択肢が限られる点は、広告収入がビジネスの柱となっている当事務所としては、今後の成長に大きく影響します。
以上の理由を背景とし、本日、HTML仕様を変更するに至りました。
仕様変更後のWEB高速化への対応
順次対応していきます。
リスクへの対応
以上の分析から今回のHTML仕様変更のリスクは低いと判断しています。
AMPに仕様変更した2019年2月の際には、情報収集や構造化データの追加をはじめとするページ修正(修正プログラム作成)に時間を要しましたが、構造化データはHTML Living Standardでも使用できるため今回の仕様変更による修正はありません。imgタグや最初の定型文も含め、追加修正は容易な状態で今回仕様変更を行いました。
従って、仮に今回のHTML仕様変更により、PDCA会計へのアクセス数・収入が減少した場合であっても、短期間でAMP仕様に戻すことが可能です。
作成者:須藤恵亮
須藤公認会計士事務所 代表(フリーランス)