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売上計画の立て方 | 当事務所の事例を参考に

ビジネスプランの計画数字の立て方は、業種毎、会社のビジネス毎に異なります。
インターネットでの検索では、飲食店の計画算定など代表的なものは見つかるでしょう。

ここでは当事務所の売上計画の立て方を記載してみます。参考になれば幸いです。


自社のビジネスを整理する


まずは、自社のビジネスを整理して再認識しておくことが、実態のビジネスに合致した売上計画を立てるポイントとなります。以下に当事務所のビジネスについて簡単にまとめてみます。

1.提供するサービスの内容

組織管理の向上コンサル(事業計画の作成支援月次決算サービスなど)、ホームページ制作および情報セキュリティ支援

2.活動範囲

東京都を中心とした日本国内。

3.顧客

ターゲットとなる顧客は、中小企業と個人事業主。特にベンチャー企業や再生・再建中の企業、ITを利用したビジネスを展開している企業など。

4.集客方法

Webマーケティングに特化した広告宣伝活動(インバウンドマーケティング)。アクセスも当事務所ホームページの問い合わせページからの問い合わせのみ。電話での営業や直接訪問など直接的な営業は一切行わず)。

自社のビジネスを前提とした売上計画を立てる


上記で整理したビジネスの内容に従って、売上計画を立てます。ここでは、ビジネスの各項目のうち、「集客方法」に焦点を当てた売上計画について説明します。

1.顧客の分析

上記の記載通り、当事務所の集客はホームページからのアクセスのみ。
従って、ホームページの訪問者が潜在顧客となりえます。

そこで、当事務所のホームページについて、「Googleアナリティクス」などを利用してアクセス分析を行うと、

「どの位のアクセス数があるのか?」
「どれだけの割合で問い合わせページにアクセスがあるのか?」
「どれだけの割合で問い合わせがあるのか?」。

ということが分かります。

また、一般的なコンバージョン率、成約率などの統計データを入手します。

他にも今後、アクセス数やコンバージョン率を上げるために実施する施策を検討したり、会計士業界やWebマーケティングの一般的なトレンドを把握します。

2.合理的といえる注文数の算定

上記で入手したアクセス分析データを利用すれば、

注文件数=アクセス数×問い合わせページへのアクセス率×問い合わせページからの成約率

ということで、合理的と考えられる計画上の注文数を把握することができます。
さらにはサービス別の注文数や単価も検討すれば、売上高=注文数×単価ということで、売上計画数字を算定することができます。


できるだけ多くの方法で売上高を算定する


ここでは、当事務所の売上計画の立て方の「一つ」について簡単に説明しました。
他にも時間の許すかぎり様々な方法で別の売上計画の立て方を検討して、煮詰めていきます。

例えば、上記ビジネス内容のうち、「サービス内容」に焦点を当てて、各サービス別に自社分析や競合先の分析を行いサービス別の売上高を算定してみる。

あるいは、A社への売上、B社への売上、といったように具体的な顧客別に売上計画を立ててみる。

このようにいろいろな方法で算定した各売上高を比較してみると、差異が生じるはず。

差異が生じたということは「整合が取れていない」ということになります。
そこで差異が埋まるよう納得のいくまで調整していきます。

ビジネスプランのうち、売上計画は特に議論が分かれるところ。
従って、議論の差異に参考となる売上計画案も様々な側面から検討することをお勧めします。

更新日:2014年12月11日
作成日:2013年10月14日
須藤公認会計士事務所
須藤恵亮




事業計画策定支援|須藤公認会計士事務所(東京)

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  • 名前:須藤恵亮(すとうけいすけ)
  • 須藤公認会計士事務所代表
  • HP制作や情報セキュリティなど他とは異なるビジネスを展開している会計事務所です。
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